第9回TDM-QC研究会

ご案内

日時:2024年8月3日(土)10:00~17:00 (時間は予定)

会場:Shimadzu Tokyo Innovation Plaza(神奈川県川崎市川崎区殿町3-25-40)【Access
   およびオンライン・ライブ配信にて開催

会長:竹内 裕紀 (東京医科大学病院 薬剤部 薬剤部長)

参加登録費参加費無料の方も参加登録は必要です

 ※会員とはTDM品質管理機構が行うコントロールサーベイに参加した施設に所属する方 

【現地参加】

会員(医療機関) 3,000円
会員(企業) 3,000円
非会員 5,000円

【オンライン参加】

会員(医療機関) 無料(QC参加施設に所属する方の研究会参加費は年会費に含まれる)
会員(企業) 3,000円
非会員 5,000円

 参加登録締切:2024年7月30日(火)17:00まで ※参加登録の受付は終了しました。
 研究発表申込締め切り:2024年6月21日(土)17:00まで ※研究発表の募集は締め切りました。

後援団体:
一般社団法人日本TDM学会
一般社団法人日本臨床衛生検査技師会
一般社団法人日本臨床化学会

ご挨拶

第9回 TDM-QC 研究会開催にあたって

第9回 TDM-QC研究会を開催させて頂くことになりました東京医科大学病院薬剤部の竹内でございます。私はいままで長年に渡り、臓器移植における免疫抑制薬のTDMの臨床と研究に携わり、血中濃度を測定して投与量を調節する重要性を肌で感じています。しかしながら、薬物血中濃度測定には様々な検査方法があり、測定値のズレを生じるため、患者が施設を変更する場合などでは、注意が必要な薬剤もあります。また、免疫抑制薬で免疫学的測定法により測定する薬剤で交差反応による異常高値を示した症例を個人的に経験したこともありました。このようなことから、TDMではまずは血中濃度が適正に測定されているかが基本であり、薬物血中濃度測定法の正しい理解および精度管理は極めて重要であります。

医療法等おいては、検体検査の精度の確保の方法が求められるとともに、検体検査の分類が見直され血中薬物濃度検査(TDM)も含まれるようになり、一般社団法人TDM品質管理機構は、TDMコントロールサーベイ事業(外部精度管理活動)として、血中薬物濃度検査の精度について全国調査を行い、その結果を参加施設や学会等に報告することによって、日本の医療におけるTDM品質の均てん化・維持・向上を図っています。

また、個人的には、まだ多くの薬剤で血中濃度を測定することにより、効果を高め、副作用を軽減できると考えています。一方で限られた医療費の中で、TDMの拡大を実現していくためにはより簡便で安価に測定できるような測定法の開発など、費用対効果も考えていかなければなりません。このような内容を含め、TDMに関して測定法から臨床まで、医師、薬剤師、臨床検査技師などの多職種で、議論をできる研究会は他にはないと思いますので、ぜひ多くの方々に参加して頂ければと思っております。

コロナ禍以降の昨年まではWEB開催だけでございましたが、今年からはようやく現地でも開催できる運びとなり、現地とWEBのハイブリットで開催させて頂きます。会場は島津製作所のご厚意により、大変きれいな会場であるShimadzu Tokyo Innovation Plaza(https://www.shimadzu.co.jp/research_and_development/tokyo-innovation-plaza/)で開催させて頂きことになりました。施設の見学などの企画もご用意しておりますので、ぜひ、現地にお越しく頂ければうれしく思います。研究会に内容につきましては、今後、適宜アップしてまいりますので、随時本ホームページをご覧頂きますようお願い申し上げます。

第9回TDM-QC研究会
会長 竹内 裕紀(東京医科大学病院 薬剤部長)

フライヤーのダウンロード

フライヤーのダウンロードはこちらから